ボーイスカウト沖縄県連盟

一般財団法人
日本ボーイスカウト沖縄県連盟
連盟長　宮里　博史

　明けましておめでとうございます。
スカウト・指導者・ご父母・県連盟役員・関係者の皆様におかれましてはご家族そろって爽やかな新春をお迎えの事とお慶び申し上げます。
旧年中は県連盟の運営にご協力賜り心より御礼申し上げます。
昨年度は、主な行事として8月に熊本県で開催された「第10回九州・沖縄ブロック野営大会」に派遣団として参加したほか、12月には「第26回日米友愛ジャンボレット」を平和祈念公園で開催しました。
また県連盟主催のスカウト向けプログラムや指導者対象の研修会、対外奉仕活動の実施、11月には「活動資金造成ゴルフ大会」も関係者皆様の御支援を得て実施することができました。
そのほか、5月には沖縄スカウトクラブ創立20周年及び源河野営場開場40周年を記念して県内外多くの方からご支援を得て源河野営場に念願のトーテムポールが設置され、野営場のシンボルになりました。しかしながら11月中旬に発生した北部地域豪雨により源河野営場も大きな被害を受けており新年早々修復作業を開始する予定です。

２０２５年度もこれまで同様スカウト向けに様々なプログラムや指導者向けにも諸研修会やラウンドテーブル等を開催する予定です。
県内におけるスカウト運動は１９５５年に発足して本年２０２５年に創立70周年を迎えます。発足当初のころは県連盟組織、制服、キャンプ用品、書籍、研修制度、社会環境、支援体制も十分でない中、スカウト、指導者、役員は大変なご苦労をされたことと思います。こうした先駆者のお陰で歴史を積み重ねて今日を迎えております。これまでに多くの子供たち、指導者がこの運動に参画して、県内における青少年健全育成、人材育成に大きな役割を果たしてきました。今後ともこの役割が変わることはありません。
むしろ変革の激しい現代社会、争いが絶えない国際情勢おいて「より良き世界を目指す」というスカウト運動の精神、世界共通のスカウト教育システムはますます重要なものとなってきます。
沖縄県連盟のモットーである「今日の少年の力が明日の沖縄を築く」を合言葉に、一人でも多くの子供たちがスカウト活動を体験できるよう県連盟として取り組んで参ります。引き続き皆様の御支援を宜しくお願い申し上げます。　
２０２５年がスカウト・指導者・ご父母。県連盟役員・関係者の皆様にとって良い年になりますよう祈念申し上げます。