泡瀬小学校防災クラブの指導実施

BS沖縄県連盟

2025年06月01日 16:46

ボーイスカウト沖縄県連盟は、今年度も沖縄市東部地区の小学校でロープワークとリンツー指導を行います。

今年度初の指導は、5月21日(水)は、沖縄市立泡瀬小学校で4、5、6年生対象に指導を行いました。


今回はサンプルとして張ったリンツーテントにはポールとして箒の柄、ロープの代わりに一部電源コードを利用したりと手に入るものを利用していたので、子どもたちも興味津々で見学していました。
この日は、児童を4グループにわけ、それぞれ担当を決めて、挨拶のあとすぐにグループに別れてロープワークとリンツーに取り掛かりました。
布とロープを繋ぐためにはロープワークで引き解け結びや巻結び、ふた結びを練習し、布の下にペットボトルのキャップを使いました。

ロープワークの練習後、実際に布を張るにあたっては、近くの柱、おもり等をどうやって使えるか柔軟に考えられることを示し、自分たちで考えてもらったところ柔軟な発想で強い風にまけないテントを張ってくれました。
「なぜ布なの?雨が降ったらどうするの?紐がない場合はどうしたらいいの?」と子どもたちから質問があったので、布を縦に広げ子どもたちに風下に入ってもらい、風を遮るだけで体感温度が変わることを実感してもらいました。
また紐がない場合は電源コードでも電気を通してなければ使えることを説明し、どんな紐が身近にあるのか考えてもらいました。

子どもたちは「災害が起きたら使う技能」と考えていたようですが、リンツーテントは夏の暑い日差しを遮るのにも使えるので日常で使っておくといいことを伝えました。

今回の指導は、中井健スカウトクラブ会長(県連盟評議員・豊見城1団委員長)、玉城譲治スカウトクラブ副会長(県連盟評議員、那覇16団委員長)、町田浩章沖縄1団ボーイ隊長、町田律子沖縄1団ビーバー隊長が担当しました。
今年度の今後の防災クラブ指導奉仕活動は、第2回:6月16日(月)、高原小学校、第3回:美東小学校、第4回:比屋根小学校で行う予定です。



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