『第47回摩文仁・火と鐘のまつり』奉仕
第47回「摩文仁・火と鐘のまつり」(主催:公益財団法人沖縄協会)が2024年大晦日の夜間、沖縄平和祈念堂前広場に於いて開催されました。
このイベントは、「沖縄戦終焉の地域『摩文仁』に大勢の老若男女が相集い、戦没者慰霊の
たいまつを掲げ、鎮魂の大聖火を焚き、打ち鳴らす平和の鐘の響きに恒久平和を願い、心豊かに新年を迎え、世界が真の平和の時代になるように祈念すること」を趣旨として、昭和53年(1978年)の平和祈念堂がつくられた年から開催されていたそうですが、コロナ禍で一時見合わせとなり、2023年に3年振りに一般参加無しで規模を縮小して再開されました。
しかし、今回は5年ぶりに一般参加の募集も行われ、通常の規模で開催されました。
ボーイスカウト沖縄県連盟は、ガールスカウト沖縄県連盟、糸満市空手道サークル、乙女椿、声楽家の玻名城律子さん、浦添市吹奏楽団とともに奉仕を行いました。
ボーイスカウトの参加団は与那原1団、那覇16、北谷1団、沖縄1団のボーイスカウト隊、ベンチャースカウト隊でした。
午後10時に開式があり、空手演舞の奉納、沖縄戦の映像「未来への証言」の放映、参加者全員による黙祷、祈りの歌「アメイジンググレイス」演奏、ボーイスカウトとガールスカウト代表が捧持する平和の祈りを込めた聖火の入場がありました。
その後、運ばれた聖火はカンテラに点火され、祈念堂下の小聖火台に着火され、さらに7名の代表が奉持するトーチに着火され、乙女椿の大太鼓連打に送られ、スカウトや空手道グループ、一般参加者が捧持するトーチの列が祈念堂の玄関前に移動し円陣を作る中、「平和の鐘」献鐘とファンファールが鳴り響く中、2025年1月1日午前0時、大聖火台に点火されました。
感動のうちに終了しました。
なお、この行事の様子は、1月1日、NHKのお昼のニュースで放映されました。
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