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沖縄本島縦断135kmを終えて

遡れば、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて昨年4月に進学先の東京から実家へ戻ってきたのが始まりだ。
実施が今年の2月であることを考えると相当な準備期間を得て実施したと思われる方が多いと思う。
しかし、実際は、大学のオンライン授業になかなか慣れず、企画を思いついたのは1月中旬のことであった。
運が良いことにタイミングが抜群で、試験が終わり春休みに入る絶好の時期だった。
まずは、本屋に行って地図買い、自室の床に広げ想像してみた。
はっきり言って完歩できる気がしなかったが、やってみたい気持ちが勝り、まずは計画を立て始めた。
計画といっても、簡単な計画書、仲間集め、二度の下見、事前練習などで意外にも準備に時間は要しなかった。
面白いことに計画を練っていると何となくやれそうな気がしてくるもので、気づけばやる気満々だった。
だが、やる気だけでは上手くいかない事もあった。特に宿泊地選びにはとても苦労した。
安全上の理由やコロナの影響で宿泊や野営をさせてくれる場所が少ない中で、原隊のリーダーの方々には多くの手助けを頂いた。
実際に、ボーイスカウトであるという事で特別に野営を許可して頂くこともあり、たくさんの人の温かさによって実施まで漕ぎつけることができた。
そして始まった沖縄本島縦断は、道行く人の声援や天気に恵まれた。

初日は、辺戸岬からオクマビーチまでの22km、起伏もなくとても歩きやすかった。
予定より早いペースでチェックポイントを通過し、余裕をもって行動できた。
私たち以外にもツーリングやドライブを楽しむ人が多く見受けられ、幸先のよい一日であった。
また、オクマビーチで見た夕日や星空はとても美しく、この活動の醍醐味というに相応しかった。

そして、二日目はオクマビーチから羽地内海までの21kmを歩いた。
道中に立ち寄った道の駅で、シークヮーサーを贅沢に使ったゼリーをご馳走になり、コロナによって人と人のつながりが希薄になりがちなこの時期だからこそ、人との繋がりを強く感じた。夕食でも地元産の海ぶどうを味わい道行く土地の名産品を味わい、満足な二日目を終えた。


三日目からは北部を抜け中部へと差し掛かる。
三日目の宿泊地であるミッションビーチは、平団委員長と宮城シスターの計らいで特別にテントを張らせて頂いた。
ミッションビーチがある恩納村は、南北に長く歩いても、歩いても前に進んでいる感じがしない。
車でも長く感じるのだから歩いていると果てしなく長く感じるし、無風で炎天下となるとアスファルトから照り返される熱と浮かぶ陽炎は、より気持ちを追い詰めた。

四日目は、これまでの余裕が一気に吹き飛ぶ壮絶な一日だった。
五日目になると嘉手納から宜野湾、浦添と市街地を歩くこととなった。
排気ガスや騒音など決して歩きやすいとは言えない状況であった。

そして迎えた最終日は、朝から小雨が降り気温も低くかった。
しかし、ゴールに向かうにつれて天候も回復し青空を覗かせつつあった。
いよいよゴールの瞬間。多くの人に迎えられるなかで、支えて頂いた方々への感謝と無事に完歩した達成感で満ち溢れた。
最後に、成人式の中止やオンライン授業、なかなかボーイスカウト活動もできない状況の中で、完歩できたことをとても嬉しく思う。
歩くなかで人の優しさに触れ、沖縄の自然を肌で感じることができた。
自分の足で必要な分だけの荷物を背負い歩くことは、とても素晴らし経験となった。
安 里 恒 作
ボーイスカウト与那原第1団
ローバー隊