能登半島地震被災地支援事業に参加して

BS沖縄県連盟

2025年05月10日 10:04

能登半島地震被災地支援事業に参加して



                   


那覇第16団ローバー隊
  宮 里 泰 生

日本連盟からの呼びかけで2025年3月20日(木)~3月23日(日)の間、石川県珠洲市の地震・豪雨被災地支援事業に各地ローバースカウト40名と一緒に参加してきました。


同市は17NSJの開催地で中学1年の時に参加したので少しでも恩返しができればと思い今回参加しました。参加費用は全て自己負担です。
珠洲市は能登半島地震(2024年1月1日)と豪雨(2024年9月21日~23日)により大変大きな被害を受けており、現地入りして復興が進展していない状況に驚きました。
またボランティア支援者の滞在等受け入れできる状態ではないため金沢市からバスで往復約7時間かけて移動しなければならいので作業時間が十分とれず、復興が遅れる要因ともなっています。
作業内容としては10:00現地入りして、泥の掻き出し、家具類の清掃、廃棄物の処理等をして16:00移動です。
 実際には機械などでは対応ができず人手を要する作業がほとんどのため、多くのボランティアが必要でまだ時間がかかりそうです。
今回の支援事業に参加して以下の点について考えさせられました。
(1)災害を他人ごとでなく自分ごととして捉えること。
(2)自分の住む地域でいつ災害が起きても適切な行動ができるようにすること
(3)災害報道があった場合、自分に何ができるかを考えること。
(4)災害から時間が経過しても被災地に関心を寄せ続けること。
(5)スカウトとして「そなえよつねに」「いつも他の人々を助けます」の精神を大事にすること。


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