ボーイスカウト沖縄県連盟有志は、毎年5月5日に開催される那覇ハーリーに於いて、本バーリーと御願バーリーの役割を担っていますが、この3年間は海でのハーリーはコロナ禍により中止を余儀なくされてきました。
しかし、今年は次の3つの理由で地バーリーが行われることになりました。
①首里城再建のための木挽き式が行われる事。
②1964年国際通りでトラックに積載した泊、那覇、久米3艘の地バーリー実施の見通しが出きたこと。
③第7回世界のウチナーンチュ大会が開催されること。
上記の全てを巻き込んだ形で大きなイベントとして10月30日(日)に下記のような形で行われました。
1.泊・那覇・久米地バーリー(方法:低床トレーラー3台連続<1台約20m>、コース:パレット前→てんぶす前、時間:12時~13時
2.木挽き式行列(方法:御材木を乗せたトラックが地バーリーの後ろからついてくる。)
3.世界のウチナーンチュ大会前夜祭パレード(コース:さいおんスクエア→てんぶす前、時間:15時~)
この日、地バーリー参加者は、朝8時頃ハーリー会館で衣装に着替えて、トレーラーへの舟積込作業をして本番に臨みました。
今年は、木挽き式やウチナーンチュ大会とのコラボとあって泊、那覇、久米の3艘が揃った地バーリーです。
ボーイスカウトは那覇ハーリーには第1回から関わり、本バーリーで久米の舟を漕いでまいりました。
この日は、本バーリーの御願バーリーでのサーサーと声掛けしながらエークを合わせること。
ハーリー唄(泊、那覇、久米の歌はすべて違います。)歌いながらエークを合わせて操作するといった、様式美を地バーリーとして披露しました。
なお、乗船者構成は、漕ぎ手32名、舵取り2名、鐘打ち2名、空手2名、旗振り3名、歌い手1名の42名でした。